施設紹介｜熊本県宇城市の篠﨑内科クリニック

CT検査

2022年12月にCTを導入しました。
これにより頭部、胸部、腹部の精密検査が可能となります。診察やレントゲン、エコー、採血だけではわからない病変も探し出す事ができますし、レントゲンやエコーで異常が指摘された際の二次検診としても利用可能で、診断能力が飛躍的に拡大します。
「めまい」や「腹痛」「胸部痛」「レントゲンで影があると言われた」場合などにも活用できますので、検査をご希望の方はいつでもご相談ください。

胃カメラ（上部内視鏡検査）

当院ではのどからカメラを挿入し、口腔内、咽頭喉頭、食道、胃、十二指腸までを観察する検査です。
胃がん・食道がんをはじめ、逆流性食道炎や慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍などの有無を確認します。拡大内視鏡の機能も付いているため、通常より精度の高い検査が可能となっております。当院の機種は将来的にAIによる診断補助を追加できる機能も備えております。
※ 食事制限が必要です。予約制となっております。

腹部エコー検査

超音波で腹部にあるほとんどの臓器（肝臓・胆のう・胆管・　膵臓・腎臓・脾臓・腹部大動脈・総腸骨動脈・膀胱・子宮・卵巣・前立腺）を観察します。
癌や動脈瘤の有無（早期発見）・経過観察に有用です。超音波での検査ですのでＸ線による被爆はありませんし、痛くもありません。
※ 食事制限が必要です。緊急時以外要予約。

頚動脈エコー

首にある頚動脈をエコーで見る検査です。
頚動脈は脳動脈の一歩手前にあるので、脳血管疾患のリスク評価に有用です。
また、虚血性心疾患（狭心症・心筋梗塞）との相関性もあるため、頚動脈に異常がある場合は心筋梗塞が起こしやすい事もわかっております。頚動脈内にプラーク（中性脂肪のかたまり）が無いか、ある場合はどれだけ狭くなっているか、また血管の壁が分厚くなっていないかを調べ点数化し評価します。

ABI検査（血圧脈波検査）

ABIとは、足首と上腕の血圧を測定し、それぞれの最高血圧の比率を計算することで、血管の狭窄（狭くなっていないか）や閉塞（詰まっていないか）など動脈硬化の進行の程度を推定する検査です。
また、同時にCAVIというものを測定し、血管の硬さ・血管年齢を調べることもできます。

骨密度検査

当院では背骨（腰椎）と足の付け根（大腿骨頸部）で測定できる精度の高い骨密度検査を実施しております。
骨密度は骨粗鬆症の診断に非常に有用で、骨粗鬆症の早期診断につながります。骨粗鬆症が早くわかり、きちんと治療を行えば寝たきり骨折（腰椎圧迫骨折・大腿骨頸部骨折・利き腕の橈骨遠位端骨折）や腰が曲がり身長が低くなることを予防できます。

禁煙外来

最新の統計では危険因子別で見た場合、喫煙による死亡が第一位となっております。喫煙は直接気管支・肺に作用するだけでなく、動脈硬化にも非常に大きく関わっております。
当院では内服（®チャンピックス）による禁煙治療を行っております。内服での禁煙治療はこれまでのニコチンパッチやニコチンガムと比べ成功率が高くなっております。
治療をご希望の方はいつでもお声掛けください。

コロナ抗体迅速検査

当院では発熱や感冒症状（咳・咽頭痛・味覚障害）などの症状の無い方を対象として抗体検査を実施しております。
抗体検査は保険適用外ですので自費診療となります（当院では8,800円（税込）で実施しております）。
抗体にはIgMとIgGがありますが、IgMは感染初期に出現し、短期間で消失します。IgGは　比較的ゆっくりと作られ長期間持続すると考えられます。IgMが陽性だった場合は過去１週間以内に感染している可能性があります。IgGが陽性だった場合は過去数か月以内に感染して治癒した可能性が考えられます。両方陽性だった場合はその中間と考えます。
IgMが陽性だった場合にはPCR検査を受けることをお勧めいたします。

呼吸機能検査

肺活量や息を吐くスピードを計測し、呼吸の機能を調べる検査です。
肺活量はどれだけ空気を溜めることが出来るか、肺の膨らみを見る検査です。息を吐くスピードは1秒率（最初の1秒にどれだけ息を吐けるか）を調べますが、空気の通り道が狭くなっていないかを見る検査です。肺活量が低い場合は拘束性喚起障害と言い、肺が硬くなっている状態を示しています。1秒率が低い場合は閉塞性換気障害と言い、気管支が狭くなるぜんそくやタバコによる肺気腫がある可能性を示しています。
肺の疾患の経過を見るのにも非常に有用です。

血液・尿検査

当院では、院内で様々な血液・尿検査を行うことができます。

• 赤血球、白血球・CRPなどの血球成分や炎症反応。
• 肝機能・腎機能・脂質・尿酸・電解質などの生化学検査。
• 血糖やHbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）の糖尿病検査。
• ワーファリンを内服している方用の凝固機能検査。
• 早期腎障害を発見するための尿アルブミン検査。

※ 結果がお急ぎでない場合は院外に検査を依頼する場合もございます。

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心電図検査

心電図は、心臓の血管が狭くなっていないか、または詰まっていないか。要するに狭心症や心筋梗塞の有無を調べたり、不整脈が無いかを調べることが出来ます。
また、糖尿病がある方はCV-RRと言って、糖尿病性神経障害の中の自律神経障害が進行していないかを調べることができます。

アレルギー舌下免疫療法

スギ花粉またはハウスダストに対してアレルギーがある場合、免疫療法を行うことでアレルゲンに対し体を慣れさせ根本的にアレルギーを起こさせなくする治療が可能です。
従来の注射による治療より痛みや副作用が少なく簡便に行えるようになっております。