皆様は2025年問題をご存知でしょうか。2025年問題とはいわゆる「団塊の世代」が75歳以上(後期高齢者)となり、自己負担額が1割となることで医療や介護の社会保障費の急増が懸念される問題です。
あと数年でそのような時代に突入する現代社会において我々ができることは何でしょうか。「健康寿命を延ばす」ことが最良で最高の解決策ではないかと私は思います。「寝たきり」や障害を持つことを望んでいる人はどこにもいないと思います。個々人が健康でいることは自分自身のためにも社会のためにもなるのではないでしょうか。
当院は「オーダーメイド治療で死ぬまで元気!」をコンセプトに、病気にならない体づくりをするための医療を提供しようと考えています。それはいわゆる「予防医療」であり病気になってから受診する「病院」では決してできない医療です。
そのためにはとにかく基準値に抑える(例:高血圧であれば全員135/85を目標に投薬する)のではなく、患者さんの身体的データ、遺伝的データ、社会的データ、生活習慣などのデータを細かく収集しカルテに分かりやすく記載することで、その方がどの程度大きな合併症を起こすリスクを有しているのかを評価し治療法・目標値を設定する。それが「オーダーメイド治療」です。
「好き放題やって太く短く生きる」という方がいますが、今の時代良くも悪くも助かってしまいます。助かった結果、生活の質を落としてしまってはそこに「後悔」しか残りません。これからは「自分に合った管理をして、太く長く生きる」ことが重要と考えます。
また、当院は「かかりつけ医」として患者さんのあらゆる健康問題の解決に取り組んで参ります。これまで培った総合診療医・プライマリケア医としての知識・経験をもとに、自分で対処できる問題は極力当院で行い、高度な医療を要する場合や専門性の高い場合はその状態に適した医療機関を紹介する。いわゆる「医療の総合案内役」としての機能を担って参ります。「ここは内科だから相談するのはやめておこう」というのではなく、何でも気軽に相談していただけると幸いです。
篠﨑内科クリニック
院長 篠﨑 慶介
2006年4月 | 福岡大学医学部卒後研修センター |
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2008年4月 | 福岡大学筑紫病院 第2内科 |
2010年4月 | 益田赤十字病院 糖尿病内科 |
2012年4月 | 医療法人芝蘭会 今村病院 内科部長 |
2015年4月 | 医療法人社団月陽会 きよひで内科クリニック |
2018年4月 | 社会医療法人黎明会 宇城総合病院 |
2020年9月 | 篠﨑内科クリニック 新規開院予定 |